柳瀬元秘書官、加計学園関係者と面会認めるについて

どうもオレです。

 

柳瀬元秘書官、加計関係者と面会認める 首相の関与否定:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30293040Q8A510C1MM0000/

 

この記事について。

 

この問題は、そもそも「加計ありき」だってことを、認めないとだめ。

 

公募前に、頻繁に関係者が会っていることもしかり、愛媛・今治加計学園はセットなのは明らかでしょ。

 

特区で何かしらの規制改革をしたい国、なんとか獣医学部を設立したい地方と民間、双方のマッチングができたから、推し進めただけでしょ。

 

そりゃ、国だって要望のない改革したってしょうがないから、事前に当事者にヒヤリングするだろうし、制度設計の精度をあげるために、調整もするだろう。

 

だから、プレヤーはほぼ決まってたんだよ。

 

この改革自体に、事前にプレヤーが決まってて「加計ありき」でも、悪いことは全くないとオレは思う。

 

けど、政府は必死に「加計ありき」であること否定する。

 

そこに矛盾が生じて、すごく答弁が苦しくなってるんだと思う。

 

そりゃ、建て前上、広く公募ってことにしてるから、認められないのかもしれないが、あの公募条件じゃ、事前に調整してる事業者じゃないと無理だろ。

 

なので、もし今回の件で問題があるとすれば、他にやりたいと意志のあるものがいれば、受け入れられる制度設計になってなかったこと。

 

政府は、「選定に問題ない」と言い張ってるけど、要は、問題があるのは「選定」じゃなくて、「公募条件」だったんじゃないの?

 

新設は1校だけとか、公募期間が異常に短いとか、そういうところだったんじゃないの?

 

それって文科省や獣医師会の圧力にまけた結果なんだろうけど、その制度設計の不備を認めて謝罪しないと。

 

官僚だって人なんだから間違いもあるでしょう。

 

その官僚の誤謬性を認めて、悪いところは悪かったといえる(認める)環境をつくらないと。

 

その上で、悪かったところの原因と究明と、以後の対策を考えてく、建設的議論が欲しいところだな。

 

正直、「首相案件」という言葉に翻弄されてて、与党も野党も、糞みたいな質疑応答しかしてない。

 

やっぱだめだなぁ。